■カスタムパーツについて

本体を製造販売するメーカー自身が製造販売する「純正オプションパーツ」以外は、「カスタムパーツ」です。
「カスタムパーツ」は、銃本体を標準状態では無くするためのもので、標準状態の「バランスを崩す」ものです。
そのため、確実に性能が向上する保証はありません。
組み込み、調整は自己責任で行って下さい。
また、美観を向上させる目的のパーツであっても同様に、確実にお気に召す状態になる保証はありません。

「カスタムパーツ」は、ご購入後すぐに組み込まず、ひとまずパーツそのものに異常が無いか確認して下さい。
パーツの取り付け、組み込み後に発覚した問題点については補償いたしかねます。
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アルタモント マルイデザートイーグル用グリップ取り付けの注意点

アルタモント製 東京マルイ製ガスブローバックガン デザートイーグル50AE対応木製グリップの、取り付けに際しての注意点です。

まず、グリップ後部のフレームとグリップ側のアールは完全に一致しません。見た目に大きな段差?が出来ますが、握った感触に違和感は無いと思います。
マルイ製品側と実銃の形状の違いによるものです。

下記画像中の赤い部分を削らないと最後まで押し込めない場合があります。

グリップ固定スクリューが、フレーム側のネジ受けに真っ直ぐに届かない場合があります。
その場合、ネジ受け側を後方に向かってすり鉢状に加工、ネジの先端を若干尖らせた形状に加工する事で、導きやすくなります。

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ガスガンのお届け時の状態について

ガスガンをお届けした状態で、ガスタンク内にガスを入れておくか、抜いておくかでご意見が分かれます。
当店としては、下記の順位で状態を決めています。

1:運送中の事故を防ぐため、極力ガスを抜く。
2:メーカーの出荷状態、推奨状態によって決める。
3:お客様の要望に沿って決める。

2については、殆どのメーカーは、極少量ガスが残った状態で出荷しているため、それに従っています。
むしろガスが残っていなかった個体は短期間でガスが抜けてしまう症状を抱えている場合があるため、チェック対象としています。

3については、ご指示があれば対応いたしますが、そのかわりにお届け直後にガス漏れが生じている事が多くあります。
その場合、ガス圧でバルブが閉じる状態にお客様の手でコンディションを整えていただく必要があります

なお、東京マルイ製のスペアマガジンはパッケージが厳重なため、出荷時検品が行えません。
ガス漏れ等の不良があった場合は、メーカーにご相談下さい。

また、海外製ガスガンは、メーカー出荷時に入っているガスを抜き、国内製品向けガスを若干量注入してチェック後に出荷します。
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マルシン製ガスブローバックガンの取り扱いについて

個性的なモデル選択と、意欲的な設計で人気がありますが、動作がやや不安定な場合があります。
上手く動かすコツは下記の通りです。

・マガジンの温度は冷たくなく、温すぎない状態に保つ。
・初期状態は部品のすりあわせが不十分な箇所があるので、50~100発分程度は慣らし動作と考える。
・特にスライド、ボルト(シリンダー)の閉鎖不良が作動不良の原因となる場合が多く、その辺りの部品がなじむまで慣らして下さい。
・閉鎖不良の原因に、シリンダーとガスルートパッキンの接合不良があります。双方の接触面に粘度の低いオイルを少量塗布しておくと良いでしょう。
・BB弾を装填しない空撃ちでは上手く作動しない場合があります。
・BB弾の直径や表面仕上げにやや敏感です。給弾不良が起きる場合は、BB弾の種類を変えてみると良いでしょう。
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マルシン ガスガン COLT SAA.45の取り扱いについて

マルシン製ガスリボルバー コルトSAA.45ピースメーカーですが、基本設計が30年近く前のもので、
外観・構造・操作方法などがあまりリアルではありません。

よくあるご質問は下記の通りです。

Q:ガスを注入したら上側から抜けてしまう。
A:ハンマーダウン状態ではバルブが開いたままのためガスが注入出来ません。ハンマーを起こした状態で注入して下さい。

Q:ハンマーを起こした状態でもガスが抜けてしまう。
A:空撃ち、もしくはハンマーダウンと同時にガス欠になった場合に、バルブが開放状態で引っかかっています。ハンマーを指で支えて倒してバルブの頭を突付く、ハンマーを起こした状態でグリップ上部あたりを軽く叩くなどして、バルブの復帰を促してみて下さい。

Q:ハンマーをハーフコックポジションにしてもシリンダーが回らない。
A:一見ハーフコックポジションに思える位置は、トイガンオリジナルのセフティポジションです。(ガスガンの構造上ハンマーのリバウンドが必要なため設けられています) シリンダーを自由に回転させたい場合は、もう少し指でハンマーを起こして行って下さい。

Q:ハンマーダウン時にハンマーを押すとガスが抜けてしまう。
A:ハンマーのリバウンドロックセフティがありません。携帯、短期の保管時は先述のセフティポジションにハンマーを起こして下しさい。

Q:パワーが弱い。
A:業界団体ASGKの初期の自主規制(0.4Jだったと記憶しています)を前提としており、なおかつリボルバーゆえの構造の制限で、パワーは非常に低くなっています。現状の製品でもかなり改善はされています。初期の製品は弾が数メートル飛べばラッキーという程度でした。

【取り扱い上のご注意】
ファストドロウ的なアクションを楽しみたい場合、ガスの注入量は最小限にして下さい。
銃口を下に向けた状態だと、ガスタンク上部に液化ガスが溜まり、素早く銃口を前に向けて発射すると、液化ガスがガスルートから銃口に流れ込みます。
この製品のガスルートはフレーム内を通っており、液化ガスによる急激な冷却により周辺のパッキンの収縮・破損、ガスルート自体の破損の原因になります。
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【単品予約】とはどういう意味ですか?

【単品予約】とは、納期が不透明なご予約品などに付けている注釈です。

具体的には、その表記がある商品と、同時発売のオプションパーツなどのみを一グループとして管理して、追加のご注文品はそのグループの入荷後に確保いたします。

薄利多売の商形態のため、在庫が増加する事を避けるために皆様にご協力いただいております。
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海外製品の修理やパーツ取り寄せは可能ですか?

これは、ほぼ不可能です。

海外メーカー(おもに中国のメーカー)は、製造分だけの部品を作り、組み立てて出荷してしまうため、補修用の予備部品はほとんど管理していません。
真面目なメーカーは、粘り強く交渉する(もしくはお金を積む)と対応してくれますが、殆どはノーの返答のみで終わります。

日本製品のコピー品が中心のため補修が可能な箇所もありますが、海外製品は基本的に使い切りと考えて下さい。

また、中国ではRealSword、台湾ではVFCなど、自社製品の補修部品の販売に積極的な様子をうかがわせているメーカーもありますが、実際はなかなか入荷して来ないのが実情です。
欧米を優先して出荷するため日本にはあまり回ってこないといった事もあります。

しかしながら、お客様個人でメーカーや海外のショップに部品を発注すると意外に簡単に届く事もあります。
利益が大きい事や、手続きが簡単な事が理由でしょう。

海外製品には、ホビー本来のDIY精神、チャレンジ精神で臨むべし、という心構えを持っていただければ幸いです。
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純正パーツの取り寄せは出来ますか?

修理用のメーカー純正パーツは、お客様個人でメーカーのユーザーサポートにご請求下さい。
お客様とメーカー間のお取引の場合、大体で一週間程度でお手元に届きます。

なぜ直接のお取引をオススメするかを説明いたします。
当店でお取り寄せいたしますと、まず当店から問屋(二次問屋>一次問屋)に発注、問屋からメーカーに発注がかかります。
この段階でお時間が数日かかっていると思われます。

次に、メーカーから問屋(一次問屋)に商品が発送されますが、両者間で規定した単位(主に金額)にまとまらないと発送されません。
ここで、短くて一週間程度はかかると思われます。

その次に、一次問屋から二次問屋に商品が発送されます。
ここでも先に述べた規定した単位にまとまらないと取引が発生しません。
ここでも、短くて一週間程度はかかると思われます。

以上を合計しても約三週間、問屋・メーカーの休業日を考慮すると四週間はかかる事になります。
実際はさらにかかります。

「小さなパーツなのだから、メール便など送料の低い方法で送ってもらえないのか」
「LAとメーカーの間で直接取引すればいいのではないか」
といったご意見をいただきますが、当店が問屋流通に加わって商売をしているうえで困難です。

また、メーカーに「LAから部品請求が来ている筈ですがまだ出荷されていないのですか」などとお問い合わせいただいても、メーカー側ではまったくわかりません。

お客様個人からすれば納得のいかない事情かもしれませんが、こういった仕組みを取る事で
保証される事(不良品・修理対応、バージョンアップ対応など)が多くございますので、ご理解下さい。
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グリップ周辺パーツ特集

おそらく一番手軽で、一番印象を変える事の出来るカスタムがグリップの交換です。
また銃と人との接点でもあるグリップ部分を『自分の好みのものに変える』というのは銃を撃つ際にも大きく影響が出る部分と言えるでしょう。
実用を考える他にも、鑑賞用のモデルガンも美しい木製のグリップに交換すると、それだけでより高級な銃に見えてきます。

またグリップ自体の模様や素材、ロゴマーク等も様々ですので同じ種類用の銃でも全然イメージの違うものが多数存在しています。
そのため個性を出すにはもってこいのカスタムパーツと言えるでしょう。

銃の種類ごとにグリップを集めてみましたので是非一度ご覧下さい。

■ガバメント
■オフィサーズ
■デトニクス

■M92F
■M93R
■M8000

■ブローニング
■M1910

■PPK
■P38

■cz75

■M945

■P226
■M712
■P08
■デザートイーグル

■エンフィールド

■S&Wリボルバー
■Jフレーム
[M36、M60、M49]

■Kフレーム・Lフレーム ラウンドバット用グリップ
[M19、M66、M15、M60、M10、スマイソン] [M586、M686]

■Kフレーム・Lフレーム スクエアバット用グリップ
[M19、M66、M15、M60、M10、スマイソン] [M586、M686]

■Nフレーム
[M29、M629、M1917]

■コルトリボルバー
■SAA

■Dフレーム
ディテクティブ・スペシャル / ポリス・ポジティブ

■Iフレーム
パイソン

■AAフレーム
アナコンダ

■グリップアダプター
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塗料用品コーナー

銃の印象を大きく変える塗装。その塗装に必要な塗装用品を集めました。
塗料と言ってもよく思い浮かぶスプレー缶など以外に金属を染める薬品や錆やメッキを表現するような特殊な塗料や
一色だけでなく複数の塗料を使用することで、よりリアルな仕上げにすることのできる塗料もあります。

このコーナーではページ下部に簡単な塗装方法も記載したので初めて塗装する方は参考にしていただければと思います。

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■ 金属色 ■

よりリアルな外観にする為の金属色。ブラック系統のカラーもこちらにまとめてあります。
塗装技術次第では一見して本物の金属と見分けがつかないような塗装もできます。
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■ 迷彩色 ■

ダークアース、コヨーテタン、フォリッジグリーン、OD、などなど
単色で使うのもよいですが、複数を使ってより迷彩効果の高い塗装を施すなど、アイデア次第で個性豊かな塗装が可能です。
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■ 透明色 ■

 
塗装した銃の塗膜を強くしたり艶消しにしたり、塗装の仕上げに使う塗料です。
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■ 金属着色材 ■

金属を着色するための薬品関連です。
金属の種類ごとに分かれていたり、複数の液を使うものがあったりすこし分かり辛い物もあります。
説明書等をよく読み使い方をしっかり理解した上でお使いください。
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■ リムーバー ■

元の塗装を剥がしたい!塗装に失敗した!そういう時にはリムーバーを使って塗料を落としましょう!
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■ 木製パーツ用オイル ■

木製ストックなどのメンテナンス用オイルです。
木製パーツをお使いなら一つは持っておいたほうがよいかもしれませんね。
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■ 塗料その他 ■

メッキ風塗装スプレーや蓄光塗料など。
少し変わった塗料はこちらにございます。
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■ 便利グッズ ■

塗料関連の便利グッズです。
無くても大丈夫ですが、あると作業がはかどるかも!
是非一度ご覧ください。
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■塗装の基本
この解説ではほんとに基本中の基本の部分を取り扱うので、パーツの整形などについては取り扱いません。
本当に塗装のみの工程になりますのでご注意ください。
また銃の塗装や加工などはすべて自己責任で行ってください。

【必要な物】

耐水ペーパー 1000番
固めの歯ブラシ
ゴム手袋
パーツを固定するための棒(割りばし・針金・針金ハンガー等)
布製ガムテープ等

段ボールや新聞等

【1】本体の完全分解

まずは分解から!
えっ!?っと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが綺麗に塗装するためにはまずは塗装するパーツをそれのみにする作業からです。
本体をそのまま塗装すると、ディテールの細かい部分などをうまくスプレーで塗装できない場合もありますのでまずは分解作業から!

【2】塗装するパーツの表面を耐水ペーパーで磨く

パーツの表面を磨くことで塗料の喰い付きをよくします。
研磨には耐水ペーパーの1000番を使用します。
この時パーツのエッジなどを落とさないように机などの平面をうまく利用して軽く磨いてください。
セレーションなどの磨きにくい部分などはクレンザー(研磨剤入りの洗剤)等を使って歯ブラシで擦っておきます。

【3】塗装するパーツの洗浄

中性洗剤などで脱脂洗浄します。
この際に【2】ででた削りカスなどを綺麗に落としてください。
洗浄が終わったらパーツについている水分を飛ばして乾燥させます。
ティッシュやタオルなどで拭くと繊維などが付着するのでなるべく自然乾燥させてください。
また乾燥後の作業はパーツに手に付着している油などがつかないようにゴム手袋などを着けて作業を行います。

【4】塗装するパーツに持ち手を付ける

パーツを地面や台などに置いてスプレーを吹くと吹き返しなどで表面が綺麗にならない場合があります。
その為パーツを塗装する際は空中でスプレーを吹きます。
その時に持ち手にする物割り箸など棒状のものを、組み立て後に見えなくなる部分に取り付けます。
スライドやフレームなどの割と大きなパーツであれば割り箸の他に針金ハンガーなども使いやすいです。

【5】塗装する

ここでようやくスプレー缶の出番です。
まずはスプレー缶の注意書きや使用方法などをよく読んで適切な使い方を理解しましょう。
次に塗装に移る前にスプレーのテストとして段ボールの切れ端などに塗料を吹き付けてスプレーの様子を見ます。

塗装の最後にしっかり乾燥しているかチェックするためにも役に立ちますので、テスト用に要らないパーツを用意しておくことをお勧めします。

それが出来たらいよいよ塗装です。

パーツとスプレーを40㎝程離し、塗装の際は吹き始めと吹き終わりがパーツにかからないように注意して塗装してください。
【4】にも書きましたが、この際パーツを手に持つなどして空中で塗装します。
吹き始めと吹き終わりは塗料の粒が不安定になっているので大きな塗料の粒がパーツについて仕上がりが悪くなる可能性があります。
※パーツとスプレーの距離はスプレーによって違う場合がございます。注意書き、使用方法をよく読んでください。

塗料は一度で一気に塗ろうとせずに必ず複数回に分けて塗るようにしてください。
一度に塗ってしまうと塗料が垂れたりして仕上がりが悪くなります。
薄く塗って3~4度くらいで塗装し終わるのが理想ですが慣れないうちはできるだけ一度を薄くかつ多い回数で気長に塗装するくらいの気持ちで試みてください。

また薄く塗装したら軽く乾燥するまで10分程度時間を置いてください。
※塗料によって乾燥時間が違うので注意書き使用方法をよく読んでください!

【6】完全に乾燥するまで放置する

塗料の乾燥時間分しっかり乾燥させてください。
ここでうっかり塗装したパーツに触れてしまうと台無しになってしまうのでしっかり時間を置いてください。

テスト用に要らないパーツを塗装しておいた場合はテスト用の要らないパーツで乾燥しているかチェックできますのでそのパーツでチェックしてみてください。

【7】銃を組み立てる

しっかり時間をおいて乾燥させることが出来たらあとは元の手順で組み立てて完成です!
せっかく塗装したパーツですので、なるべく慎重に傷をつけないように組み立ててくださいね!

【最後に】
塗装に大事なのは気長にやろうという待つ心です!
洗浄後の乾燥、重ね塗りの際の乾燥、完成時の乾燥と、とにかく待つことの多い塗装作業。
焦らずゆっくり作業すれば相応に綺麗に仕上がりますので、今以上の忍耐力を身につける修行のような気持ちで作業してみてください!

今回ここに書いた手順は本当に塗装初心者様向けの手順です。
もっと綺麗に銃を仕上げる場合はパーツ洗浄の前に、パーティングラインを消したり綺麗に平面を出したり銃自体の精度を出したりもします。
また他にも金属色系の塗料で使い込んだ銃を表現するために、シルバーを下地に塗りさらにその上にブラック系の塗料を塗ってから表面を擦って下地のシルバーを出すなどのテクニックもあります。

塗装次第で銃の雰囲気も大きく変わる!塗装は奥の深い立派なカスタムです。
今までハードルが高いなぁと思って敬遠していた方もこの機会に是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

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