タナカ製 ペガサスシステム 小型ガスリボルバーの取り扱いについて
・ガスの注入は「2~3秒【弱】」として下さい。
発射回数にして10~15発程度が適量です。
理想を言えば、液状のガスがまったく入っていないような状態がベストです。
ガスの入れ過ぎは放出バルブ部の不調の原因になります。
液状のガスが放出バルブのパッキンに接触するとガス漏れが始まります。
銃を下向き、横向きにした状態は、短時間でも避けた方が無難です。
銃口から霧状のガスが噴き出す状態も、出来るだけ避けて下さい。
・ガス漏れが始まったら、銃口が水平もしくは上を向いた状態にして、ハンマーを起こして、バルブが完全に閉鎖、ガスタンクの冷えが収まるのを待って下さい。
止まらない場合は、再度発射してみると勢いでバルブが閉鎖して止まる場合もあります。
ハンマーのリバウンド量が少なく調整が出来ないため、ガスの圧力が低下するとバルブがハンマーにごくわずかに押された状態になり、ガス漏れします。
・シリンダー内にガスタンクが収まる構造の都合で、ガスタンク(放出バルブ周辺)の冷えはなかなか回復しません。
気温が低い時期になると、「ガスが少しづつ漏れる」というお問い合わせが増えますが、「適温に温める」「枯れたオイルを注し直す」事で大抵は回復出来ます。
・保管時は、ガスの大半を抜いた状態にして下さい。「一発も発射出来ない程度」にガスが残っているのがベストです。
ガスの量が多いと、長期間圧力がパッキンにかかる事でパッキンが変形してしまう、先述の様にガスがパッキンを侵してパッキンがタンクに張り付いてしまうといった問題が発生します。